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先週葛飾区のシンフォニーヒルズで行われた勉強会に行ってまいりました。
JRC(関節可動域回復矯正)というものです。
では、どういう治療かというと関節可動域回復矯正法という事なのでもちろん関節の可動域を回復を
目的とした矯正法です。
しかし、それならば今までの矯正と一緒ではないかということになりますが、この施術が往来の矯正と
違うのは身体の位置を整えるやり方ではなく個々の関節とそれと連動する関節の動きを改善させる方法
なのです。特に関節包内の動きの改善となります。
関節の動きが正常に動いてないと可動域が減少または制限されその負担が筋肉にかかりそれを放置してしまうと
筋肉が傷ついて痛みを起こしたり、筋緊張が強くなり体が張ってくるといった症状につながっていきます。
例えば、膝が伸びないような人。特に高齢者の方や過去に膝の軟部組織を痛めたことのある方、変形性膝関節症
の方などは可動域が痛める前と比べて減少しているため曲げたり伸ばしたりなどの動きがわるくなっています。
膝(厳密にいうと膝回り)もいくつかの関節から構成されていますので矯正によって正常な動きに戻してあげる
事により膝が伸びるようになり、痛みも減少していくことにつながります。
やり方も非常にソフトにやりますので、痛みを感じることもなく人によってボキボキとされるのが苦手だという
方でも大丈夫ですので安心してください。
日曜日に4か月振りに草野球をしてきました。
本来ならもっと前にできるはずだったんですが、週末の雨が多くて流れに流れて1か月ほどずれました。
なので、当然のことながらひっさしぶりに投げて走って打ってなので、翌日体中が筋肉痛でバッキバキです。
さて、この筋肉痛なんですがなぜ起きるのか皆さんはご存知ですか??
以前は運動することにより疲労物質となる『乳酸』がたまりそれが筋肉痛を引き起こすといわれてました。
しかし、近年それが原因ではないのではという説がでています。
もともと筋肉痛じたい、医学でははっきりと解明されてはいないということなのですが。
ただ、今よく言われているのは運動する事により筋肉の中にある筋繊維が傷つき、それを修復する過程で炎症が起こり痛みを感じる刺激物質が生産されて
筋肉を包む筋膜を刺激して、身体の痛みにつながるといわれています。
なので、筋肉痛は回復過程の痛みということになりますので運動や筋トレなどして筋肉痛が起こった方は、続けて運動するよりは体を休めて痛みがおさまってからが
おすすめですよ。
後、皆さんがよく言う年をとったせいで筋肉痛がでるのが遅くなった。
これもよく聞きますよね。実際は年齢関係ないそうです(笑)
普段から使ってる筋肉に比べて、あまり使ってない筋肉には毛細血管があまり発達してないみたいで、血液(白血球)が集まるのが遅かったり、それによって痛みを感じる刺激物質が生産されるのが遅くなるだけみたいです。
なので、普段から使っていない筋肉程痛みが出るのがおそく、逆に使っている筋肉程早くでて修復されるようですね
人間年を重ねるとだんだん運動をしなくなるから使う筋肉と使わない筋肉が若い時に比べてはっきりするため、そう感じるのかもしれませんね(笑)
ただ、筋肉痛はマッサージで血液の流れを促してあげることで早い回復につながるので皆さんもこのようなときはぜひいらして下さいね。
昨日もともと予定されていた野球の試合が中止になってしまい、とりあえず翌週のためにと軽く体を
動かす目的でキャッチボールだけでも、と思いチームのメンバーとやったのですが、15~20分位の
時間やっただけなのに肩がー、肘がーっていう感じです。年ですかね(笑)
さて、今日は野球つながりで野球肘についてです。
ある程度長く野球をやってきた人なら一度は経験した事があるであろう肘の痛みです。
痛いんですよねー。しかも一度痛めると治癒するまで時間もかかるし、厄介です。
基本的には、繰り返し行われる投球動作が原因となって起こります。
痛める場所も内側と外側、肘の後ろなんかも痛むことがあります。
ただ、よく皆さんが痛めることが多いのは内側部分が多いかと思います。
繰り返しの投球動作によって内側の筋肉や靭帯がダメージをうけてしまい、傷ついて炎症を起こしてしまい
主にテイクバックからリリースまでの間に痛みが強く出ることが多いです。
よくメジャーに行った投手が肘を痛めて行うトミージョン手術(肘の靭帯再建手術)はこの内側の靭帯のことですね。
どうしても投げる過程において捻る動作が加わるため内側の骨の付着部を痛めやすくなってしまうのは仕方のない
事なのかもしれませんが。
特に投手は球数はもちろんのこと、変化球も投げるため野手に比べて負担大になってしまいますから。
そして、外側部分に関しては筋肉よりはどちらかというと軟骨、骨部分に炎症が起きてしまうことが多く厄介なのが
離断性骨軟骨炎です。
外側の軟骨が繰り返しの投球動作により傷つき炎症を起こし投球動作時に痛みを発症し、ひどくなると血流障害によって
壊死した軟骨が関節内で遊離して動きをロッキング(いわゆる関節ネズミと言われるもの)してしまい肘の曲げ伸ばしの
動きを制限してしまいます。
発症年齢も小学生から中学生くらいの年代に多く、軟式よりは重い硬式のボールを投げてる子のほうがなりやすいかもし
れません。
やはり、体が出来上がっていない年代の子供たちには、指導者がきちんと状態を把握して
痛みがあるときは無理をさせずにしていかなかければいけまんせね。