昨日寝違いの時に少しふれた顎について、今日はお話したいと思います。
顎関節症とは?
皆さんは、今まで食事中に食べ物を噛んでいて顎に痛みがでたり、開けづらくなったり、もしくは閉じずらくなる等の経験をしたことがありますか?
このような症状は、『顎関節症』と言われるものです。
顎関節症の痛みの原因
顎の周りの筋肉の緊張が強くなりすぎて、それによって顎の関節部分に痛みが生じる場合
顎の骨と骨との間にあるクッション(関節円板)が原因で起こる場合
骨そのものに変形が起きて痛みが起こる場合
では、なぜそうなってしまうのか?
夜寝てるときに歯ぎしりをしてしまう
食事の時に偏った噛み方をする
仕事やスポーツ、日常生活等で頻繁に奥歯を強くかみしめる癖がある
過度なストレス(ストレスにより自律神経が乱れ筋肉の緊張につながる)等があります。
顎関節症になってしまうことで、顎の関節のバランスが崩れてしまい症状としては
食べ物を粗食する際に痛みが生じる、だるくなる
口を開いたときに顎の関節部分でポキポキと音が鳴る
口の開閉がしづらくなる
ひどくなると口がある一定以上開かないといった症状が出てきて、結果【顎だけ】に留まらず
首や肩に痛みもしくは張り(ひどい人は腰や背中にも)
めまい、耳鳴り、鼻のつまり、眼精疲労、口の渇きなどが出てくる人もいます。
顎に異常があるということは、少なからず首(頸椎)にも影響が出ることがほとんどなので顎を治療する際には、顎だけではなく首の筋肉や関節にも
アプローチをしていくことになります。
顎関節症のせいで、かみ合わせが悪くなることにより全身に影響を及ぼすこととなるので
皆さんもこの様な症状にこころあたりがあれば、ひどくなる前に治療を受けることをお勧めします。